レークランドテリア キアラの父日記
GY-HD100
仕事柄、ちょうどこの時期になると気になることがある。それは新しいビデオ機材の発表時期であること。今年も色々と気になる機材が出ていたのだが、各社HD(ハイビジョン)に力を入れているようだ。HD機材でも気になるが民生フォーマットでも採用されているHDV機材である。今回、興味を持ったものはビクターGY-HD100である。今のところHDVのカメラを発売しているメーカーはSONYとビクターなのだがビクターはいち早くHDV720pのカメラを発売したものの、評判はよくなかった。それと逆に二番手のSONYはHDV1080iの業務用、民生用を発売し評判も良いようである。実際仕事で使用したが結構使いやすく好印象を受けた。話は戻るがGY-HD100の最初の印象はハンドル横のヘッドセットのデザイン、そしてHDVでも下位のフォーマットの720p採用と好印象ではなかったが、色々、調べてみると、ちょっとだけW欲しくなった。その理由はまず、交換レンズ式で従来の業務用交換レンズが使えること。それからHDVで収録した時SONYではMPEG音声に圧縮されるため、音質としてはもう一つ不安があったのだが、GY-HD100ではDVと同じ48KHzのPCMで収録可能ということだ。画質については実際HDV720pの(GY-HD100)画質を見た事がないのでなんとも言えないが、ビクターの話ではDVテープにHDV1080i(画質がええ方ね。SONY採用)を記録するには、データーエラーやドロップアウトなど、かなり無理があるため画質よりローリスクの720pにしたとのことだ。ビクターの負け惜しみにも聞こえなくはないが。。。W。いずれにしても一度画像を見てみたいものだ。その結果、よい製品になる可能性はある。書き忘れたが価格も魅力的である。今のところ正式な発表はないのだがレンズ付きで約80万円とのこと。あっ、パナソニックのP2もいいと思ってます。。その話はまた後日。
9月15日更新
価格が決定!!871,500円らしいです。ただ残念な事にHDVモードでPCM録音は出来ないようです。。魅力半減。。。しかし、フォーカスアシスト機能というがよい。他のメーカーも採用して欲しいところ。具体的には次の通りです「高解像度のHD撮影時、適正なフォーカス合わせを実現する独自のフォーカスアシスト機能を搭載。ビューファインダー、LCDディスプレイを一時的にモノクロにし、画面の中のフォーカスの合った画像のエッジ部のみのカラー表示。画面中のどの位置にフォーカシングされているかが一目で判り、リアルタイムで瞬時のフォーカス調整が可能です。」ソニーやキャノンは一時的にズームアップしてフォーカスを合わすようなシステムを採用しているが、撮影中に被写体が動くなど微妙に(HDVの場合、解像度が高いため微妙にずれるだけでもよくわかる)フォーカスがずれる場合があるのでビクターのシステムの方がよいと思われる。